創造と破壊 / 宇野康秀

「新しいものを受け入れるべきか」、「守るべきか」という議論が様々な場面で話題になることがありますが、これはまったくと言っていいほど「意味のない議論」です。どちらを選択するにしても、その先には「創造」と「破壊」は常に必要であり、カタチに永遠はありえないということなのだと思います。

それを前提とすれば、どこの会社も、どこの社会も、どんな文化も、真に「守るべきDNA」は何かということが最も大事な議論の題材となり、その「DNA」を「進化」させるものに、本当の幸福があるのではないでしょうか。

 <(株)USEN 宇野康秀>

1週間前に、「(株)有線ブロードネットワークス」から社名変更した「(株)USEN」の社長・宇野さんのブログ記事からの言葉です。

「会社設立」と「会社後継」の両方を経験した宇野さんは、「守るために破壊し、破壊をすることが創造の維持である」と言われています。「創造」と「破壊」は対局にあるのではない…と。なるほど。今の私にはとても染みる言葉でした。