社長は「会社のお金」をこう残せ!―経費を合法的に大きくして会社を伸ばす方法 / 岩佐孝彦

岩佐孝彦さんの「社長は「会社のお金」をこう残せ!―経費を合法的に大きくして会社を伸ばす方法」を読了。

社長は「会社のお金」をこう残せ!―経費を合法的に大きくして会社を伸ばす方法 / 岩佐孝彦
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小さな会社では、社長と会社のお金は、いい意味でも悪い意味でも「表裏一体」。役員報酬の上手なもらい方、税務調査の受け方、かしこい経費の計上方法など小さな会社の「お金の疑問」にズバリ答える。<出版社より>

「やるか、やらないか」ではなく、
「知っているか、知っていないか」で大きく差がつくという財務。

大会社とは異なる、小さな会社の方法論。
そうか。

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会社から見たら同じ経費でも、「役員報酬」「役員退職金」「経営者保険」はどうでしょうか? 確かに会社サイドだけで見れば、お金は出ていきます。ただ会社と社長個人のトータルの枠組みからお金は出ていきません。会社には残っていなくても、社長個人の手元には残っています。だから、こういう経費が大切なのです。(p.78)

個人名義の通帳のお金の一部は「会社のお金」として絶対に手をつけずに残しておく。このことを家族一丸となって習慣にしましょう。(p.81)

稼ぐ力のキーワード=選択と集中
残す力のキーワード=複数分散攻撃

決算申告に追われがちな期首から2~3ヶ月の間に、社長が未来レベルの思考エネルギーを発揮できるか。これが大増税時代に社長のお金を守るカギとなるのです。(p.141)

年間通して売上の上がりやすい月を期首にもってくることは、自動的かつ構造的にお金が残る仕組みをつくる第一歩になります。(p.154)

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「お通し」はなぜ必ず出るのかービジネスは飲食店に学べ / 子安大輔

子安大輔さんの「「お通し」はなぜ必ず出るのかービジネスは飲食店に学べ」を読了。

「お通し」はなぜ必ず出るのかービジネスは飲食店に学べ / 子安大輔
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飲食店には製造、小売、サービス、流通等、あらゆる要素が詰まっている。飲食業はビジネスの原点なのだ。飲食店は本当に儲かるか?立ち飲みが流行り、ジンギスカンが廃れた理由は?成功の分かれ道、「少しのビックリ」と「少しのガッカリ」の差とは?上場すれば成功なのか?様々なケースを分析することで、成功するビジネスモデルが見えてきた。あらゆるビジネスに通じる「繁盛のセオリー」が明快にわかる一冊。<出版社より>

客として飲食店に接していて、何となく感じていたこと。
それを言語化して、ビジネスの法則にしている。

なるほど。
そうだよなぁ。

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飲食業界で起きている新しい変化を自分の店に取り入れようと考えた時には、それが「さざ波なのか、海流なのか」という視点が極めて重要になるのです。(p.38)

女性をメインターゲットとして店を作ることは、経営的には実は大きな危険を伴います。一般的に、女性は男性と比較すると食べる量と飲む量が少ないものです。このことは店側からすれば「客単価が低い」ということを意味しています。また、女性同士で来店した場合、滞在時間が長くなるという傾向もあります。(p.51)

難しいのは、高級店であるほど事前の期待度が高くなってしまうため、きちんとした内装とサービスに囲まれてそれなりにおいしいものを食べたとしても、満足度がその高い期待度を容易には超えられないことです。(p.59)

では、銀座の二号店も繁盛して、すぐに六本木店、新宿店、池袋店と次々に店が増えたと想像してみてください。それでも出店がうれしいとずっと思い続けることができるでしょうか。(p.112)

店舗展開を考える上で、一業態一店舗主義が最善のスタイルなのかどうかはわかりません。しかし現在の流れは明らかにチェーンストアの方法論ではなく、そちらを向いていることは間違いないでしょう。(p.121)

何度も繰り返しますが、飲食店に「ビジネス臭」がすることは、客にとっては興ざめ以外の何物でもありません。(p.137)

この「個店」という観点こそが、これからの飲食業界の重要なキーワードではないかと私は考えています。(p.189)

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